銀の匙・最終巻感想・エゾノーの終わらない青春【ネタバレあり】

こんにちは。kanoです。

最近ついに、銀の匙の最終巻が発売になりました。

銀のスプーン付きの特別版を購入しました。

本当に銀のスプーンだったので、息子とおおー!とか言いながら。

 

読みました!

内容的にネタバレ含みますので、ご注意ください。

銀の匙に出会ったのは、アニメ、ノイタミナが最初でした。

深夜帯にもかかわらず、さわやかな作品でした。

エゾノーに入学した八軒勇吾。

そこで待っていたのは、農業高校ならではの、贅沢な生活!

しかし学校の奴隷ですが。

豚を育てたり、その豚を食べたり、ピザ窯を使って、ピザを作ったり、乗馬をしたり。

とにかく、農業高校ならではのびっくりなイベントばかり!

 

 

農業高校といっても、北海道なので、さすがスケールが違います。

広大な北の大地で、たくましく育つエゾノー生たち。

そんな農業高校ならではの青春を描いた作品です。

わたしも実家が農家ですので、小さい時はよく手伝っていました。

農業の良さって、自分たちで作った美味しいものを食べられることです。

確かに、自分が育てた豚を食べるって、感じるものがあります。

主人公の八軒の場合も、丁寧に描写されています。

豚にベーコンと名付けたから、本物のベーコンに加工されて、それを食べる。

残酷だと思いますか?

でもわたしたちは、みんな命をいただいている。

生きるためには、食べなくちゃならない。

肉を食べるのを、残酷だと言って、野菜しか食べない人もいますが、それはもう信仰と同じなので、人それぞれですね。

でもあえて、わたしは肉も食べます。

美味しいと食べて、感謝する。

農業高校の生徒たちは、みんなそのことを肌で知ってる。

子供の頃から、それを感じていました。

命は尊い。

でも肉も食べるし、野菜も食べます。

命が大切だからこそ、思いっきり存分に食べてあげる。

それが礼儀だと思います。

なるべく残さない精神が育つのです。

映画に、豚のいる教室、というものがありましたが、こちらも育てた豚を食べる話です。

小学生たちが豚を育てる。

そして食べる。

食べる描写はなかったはずですが、とても考えさせられる映画でした。

 

 

そんなこんなで、最終巻の感想です。

大学受験のお話。

農業で起業した八軒たち。

八軒は食品加工の資格が欲しくて、大学を受験します。

みんなそれぞれの道をみつけ、歩んでいく。

卒業、学校の奴隷からの卒業。w

しかし社畜への入り口なのかも。ww

八軒も無事に大学に合格します。

最終巻にふさわしい、みんなにっこりの内容です。

このお話のいいところは、現実の問題もあるけれども、底抜けに明るい。

農業はとても地味だと思われていますが、自分の頑張りが反映される、その点では最高なのではないかなと思います。

自分の育てた家畜や野菜。

それが人に喜ばれる。

食べることは一生続きます。

どれだけの人に喜んで食べてもらうか。

そこにやりがいがあるのではないでしょうか。

本当に、書き出すと止まらないんですが、農家に生まれたわたしは、強く共感するのです。

男だったら、跡継ぎに、と言われていました。

しかしそんなわたしも嫁いで、いまでは農業していません。

親も高齢だし、弟が戻ってくるようです。

農家の長男なのですが、いまだに独身です。

農業をやるのかもわかりませんが。

IT企業に勤めていたので。

でも今の時代、リモートワークもできるし、わたしのようにブログを書くのもありかもしれませんね。

ブログと農業って、実は相性がいいのです。

インターネット経由で、ものが売れる時代です。

いくらでも工夫はできるかと思います。

ものづくりについて、いろいろと思うことはありますが、時間のなさに、実現しないことばかりです。

銀の匙の登場人物たちは、みんなパワフルで、エネルギッシュです。

農業って、パワーを使います。

美味しいものを作りたい、仕事にしたい。

そんな前向きさがあるからこそ、キラキラとしているんだと思います。

農業って、泥だらけになります、体力勝負です。

でもわたしにはめっちゃキラキラしてる、って思いました。

わたしは実は子供の頃は農業が嫌でした。

理由は、お休みの日でも出かけられずに田畑の管理。

お休みに親は遊んでなどくれませんでした。

わたしの環境が特殊だったのかはわかりませんが、それを不満に思っていました。

でも今となれば、農業の可能性や、やりがい、美味しいものをつくる。

このことがとても魅力のある産業だったんだなと思い直しました。

子供の頃はすぐ目の前のことしかわかりません。

でもその先を見据えるようになって、様々な可能性に気付いたんです。

ならあなたが農業やれば?って思う人もいるかもしれませんが、わたしは跡継ぎに認定されていないので、たぶんこれからも農業に関わることはないかと思います。

でも農業の可能性や、希望などはお伝えしていきたいなと思います。

IT戦士の弟もいるので、ブログの立ち上げ方などもお手伝いは必要ないでしょう。

できるのは、このブログで発信することだけです。

わたし一応マニュアル車を運転しているので、軽トラックくらいなら運転できます。

たまにそれで手伝ったりもします。

銀の匙を読んで思ったのは、農業のカッコよさ、苦しさ、そういったものがとてもふんだんに盛り込まれているところがとてもよく表現されていて素晴らしいなと。

もしこの先、農業で生計を立てたいという人がいれば応援します。

簡単じゃないし、人脈もとっても大事です。

作業で泥だらけになるし、体力がないと続きません。

でもそれらを超えたところに、農業の良さがあると思います。

銀の匙はそんな部分を表現していて、とてもいい漫画です。

これから先、農業を題材にした漫画はなかなかないと思いますが、そのジャンルでの金字塔ですね。

これからも、農業の辛さ苦しさが、どこまでも明るく前向きな生き方につながると信じています。

八軒、アキ、みんな

高校卒業、おめでとう!

 

 


 

 

 

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