海獣の子供を観てきました!その2・ネタバレ感想

こんにちは!canonです。

今日は海獣の子供を見た感想その2です。
今回はネタバレを含みます。

もう見たよ!という方以外は回れ右ですね。
前回がネタバレなしで、見てない方向けでしたが、今回はがっつり見た人向けです。

ガンガン語りますよ!

 

 

それではどうぞ!

まず映像について語ってみる

 

どうでしたか?みなさん。
観た感想は。
わたしはほぼまんじりともせずに観ていて、咳をするのもびくびくしてました。

みんな静かに見ていて、とても気持ちよく映画に夢中になれました。

 

まず、わたしが注目したのは、やはり映像美でした。
美しい。
海の中に紛れ込んだような、海の中で泳いでいるような。
海洋生物たちもキュートで、綺麗でした。

なにがすごかったかというと、やはり海の中の描写のきれいさです。
海や琉花と一緒に泳いでいるような。

そして終盤の、命の起源に触れるような描写。
生まれて死んで、きっとここに描かれているこの世ならざる世界はここまで美しいのか。
光の渦。

闇。

そして、生きる事。

わたしの語彙力では表現しきれません。
見た方に共通していると思うのが、美しい映像に打ちのめされたされたような、ある意味ショックを受けたような。

わたしは途中から、映画の中に入ったような錯覚を覚えました。

特に金の光に、ぐぐっと入り込みました。
これは何なんでしょうね。

 

 

綺麗すぎると怖い。
美しいものはこの世ならざる者たちの世界です。
わたしたちはみなあの世とどこかでつながっているのかもしれません。

 

 

ストーリーについて語ってみる

琉花は生きるのが不器用な女の子。
一途なのに、どこかちぐはぐ。
居場所を見つけられません。

そこで出会った海。
彼はジュゴンに育てられた、タイトルにもある”海獣の子供”。

子、ではなく子供という表記には、海と空、二人の海獣の子供たちのことを指しているからでしょう。

彼らに出会い、琉花の長い夏休みが始まる。

琉花もまた、ある意味3人目の海獣の子供なのでしょう。

ラストあたりで、そう感じました。

生きることが、うまくできない。
きっと誰もが感じたことのある感覚。
それをフラットに感じながらも、海の中の世界は、子供たちを包む。

海は始まりの場所。

そして終わりの場所。

最後に、海と空が居なくなったのも、海に還っていったからでしょう。
彼らはまさしく”海獣の子供”

琉花だけが残された。
海と陸に分けられた子供たち。

彼らはもう会うこともないかもしれませんが、鮮烈な出会いを果たしました。
そして別れました。

いうことはほぼないです。

サブキャラ考察

 

魅力あるサブキャラクターたち。
海洋学者の青年。

同じく海洋学者の老人。

謎めいた老婆。

琉花の父と母。

同じ部活の仲間たち。

たくさんのサブキャラクターたちがストーリーを彩ります。
琉花は最初はそんなキャラたちと同じ世界にいません。
どこか浮世離れ。

そこに海と空が絡む。
サブキャラクターたちは、ストーリー上、重要な役割を持っています。
色々な謎。

結局、海獣の子供とは?
出会いと別れの物語です。
琉花はサブキャラクターたちと同じ世界に帰っていきます。

まとめ・感じたことなど

 

さて琉花の出会った海獣の子供は、何処からきて何処へいったのか。
物語上では語られていません。

きっと各々の見た人たちの想像の世界に任されているのでしょう。
自由度が恐ろしく高い。

語られていないことは、見た人に任され、想像力に託されているのでしょう。

すべて、1から10まで語られる物語より、はるかに世界は広いのです。

見た人の数だけ、ストーリーがある。
そんな感じに思いました。

明らかに、米津さんの歌も素敵すぎて、世界を彩っている。

エンディングでしびれました。

終わってほしくない、もっとこの世界に居たい。

そう思ったとは言え、わたしたちは現世に還ってきました。

そうです、琉花と同じで、見た人は還ってくるのです。

この世ならざる世界から帰ってくる。

不思議と、寂しさを感じつつも、この世の何処かに海獣の子供は生きている。
そんなことをふと思いました。
切ないですね。

 

 

 

さて、この世に帰ってきましたが、しばらくは海の幽霊が頭の中でリフレインする生活です。

 

 

開け放たれたこの部屋には誰もいない
潮風の匂い滲みついた椅子がひとつ

 

 

 

やがてはわたしたちもあちら側へと旅立つのですが。今はまだここにいたい。
ふとそんなことを思う夜更け。

 

やがて繰り返すことになる生と死が、どこか身近に感じる映画でしたね。
いつもは忘れているだけ

きっとそのことを思い出す。

わたしたちはいつまでこちらにいるつもりなんでしょうか。
死ぬまで生きていく。

やがて旅立つその日まで。

海獣の子供はそんなことを思い出させてくれる映画でした。
生きることと死ぬことは、じつはどこか似ている。
生きて死ぬだけ。

 

この映画に込められたメッセージだと思います。

 

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