こんにちは!canonです。
いかがお過ごしでしょうか。
実はわたし、この度独立して個人自業主になることになりました。
ブログで稼いでるわけでもない、イラストの仕事もこない、そんなわたしがなぜ?
WEBデザインのお仕事を在宅で請け負うことになりました。
それに向けて、WEBデザインの知識が足りなかったので、だいぶ勉強しました。
そんなわけで、独立です。
みなさんもこのご時世、会社勤めをやめ、ブログで稼いだり、絵が描けるのであればイラストで稼いだり、そんな方も少なくないと思います。
わたしは腰を痛めて外に仕事に行けなくなったので、渡りに船でしたね。
ちょうどよいタイミングでお仕事をすることになりました。
しかもこれまでしてきた仕事より、報酬はいいです。
出来高制なので、仕上げないとお金にはなりませんが、そこを含めて頑張ろうと思います。
しかしそこもずっと続けられるわけではないので、わたしは本格的にイラストで食べていくことを考えました。
これまではどこかで、自分には無理なんじゃないか、というあきらめもありました。
でも一生懸命に描いているうちに、これを本格的に仕事にしたいなと思うようになりました。
そしてこの仕事を選ぼう、心から創作が好きだから。
そんな感じに自分に正直になっていったのです。
これまであきらめや、自分を卑下する気持ちから、自分には無理だと思う日もありました。
でも描いているうちに、こりゃやめらんねーな!と感じるようになってきました。
好きで描いてるからです。
うまくなる練習として、好きじゃない絵も描きました。
でもやっぱり、描くのが好き。
クライアントさんがいるから、依頼してもらって、お仕事が成立します。
決められた条件で案件をこなす。
きっとできるかも、とかすかに思うようになりました。
おもえばわたしは小学生のころまで、描けば必ず賞に入る、という経験をしてきました。
だから、わたしは絵がうまいんだ!と何の疑問もありませんでした。
しかし外の世界を知って、わたしは衝撃を受けました。
専門学校に入りましたが、自分よりはるかに絵の上手い子がいたのです。
どうやったらこの子のようにうまく描けるんだろう。
わたしはだいぶ悩みました。
その後、わたしは美大を受けます。
美大に憧れていましたが、高校時代は学校に美術の先生はおらず、また無知だったため、美大受験のための勉強を始めたのは高校を出てからです。
そして予備校に入りましたが、勉強はまったくはかどりませんでした。
毎日のプレッシャーに、必ず受からないとならない、とずっと思っていて、絵が描けなくなったりもしました。
そして落ちました。
わたしは当時付き合っていた人から離れ、実家に帰りました。
意気消沈。
しかも父にこんなことを言われます。
お前のせいで金がかかった!
おばあちゃんにはこういわれました。
美大受からなくてよかった!受かっていたらお金が大変だった!
なんのために、わたしはがんばったんだろう。
そんなことを言われるくらいなら、初めからチャレンジしなかったらよかった。
なんのために?
わたしは今まで頑張ったんだろう。
苦しかった。
とても苦しかったです。
そうして、家にいて、アルバイトで生活し、仕事も転々としました。
仕事をやめてゲームして。
また仕事して、やめて徹夜でゲームする。
そんな夢も希望もない生活。
わたしが悪かったの?
わたしの頑張りが足りなかったの?
わたしのせい・・・
わたしは自分を責めました。
そしてついに、うつ病になったのです。
それから何年もたちました。
いまだに薬は飲んでいますが、だいぶ良くなりました。
なにしろ、人の顔をみれば文句を言う親と同居しなくてよくなりました。
たぶん、親も言葉は悪かったですが、心配していたんでしょう。
でもわたしにはこれっぽちも伝わりませんでした。
そして、もう顔色を気にしなくていいんだ!ととても心が軽くなりました。
うつ病の原因のひとつになっていたと思います。
それくらい、毒親でした。
もしあの時、優しくしてもらえたら、こうはならなかったでしょう。
今でもそう思います。
そして、今独立したわたしがいる。
幸せが、やっと来たんだと、心からうれしいです。
どんな大変なことも、うちの親たちに言われ続けたことに比べれば、些細なことです。
そうです、わたしはいつの間にか強くなっていました。
ひたすら打たれ弱かったわたし。
でも今は自分たちで生活できてる。
もう親に頼らなくていいんだと思うと心から幸せです。
本当に長かった。
何度も死のうと思った。
辛くて生きていけないと思っていた。
でも、そんなわたしでも、幸せになれるんだなあと思います。
不幸の原因は早めに取り除くこと。
わたしの学んだことです。
みなさんにもいろんなことが起きていると思います。
わたしは逃げるなとは言いません。
そんなん逃げろ!
逃げるが勝ちだぞ!
そんな風に思っています。
そして、虎穴に入らずんば虎子を得ず
たまにはリスクを取ることをしていくのも必要です。
今は辛くても、いつまでもそれは続きません。
明るい未来なんて信じていなかった。
ただ生きていこうと思っただけです。
自殺なんて、しんどくてしなかった。
それだけです。
では、皆さんの人生に光があらんことを。
わたしにもちゃんと光がみえてきたから。
みなさんもきっと大丈夫です。
わたしは今そう信じています。
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